受験くん!漢文苦手って聞いたけど、本当?
そうなんですよ。どこから勉強していいか分からなくて . . . 。
なるほど。漢文は国語の中で一番点を稼ぎやすい分野だから、
これを機に一気に攻略してしまおう!
漢文は、問われることが比較的決まっている分野です。
なので、覚えることを覚えてしまえば、一気に点数が上がります。
しかも、覚えるべきことの量はそこまで多くないです。
本気を出せばおそらく1週間もあれば全範囲網羅できるでしょう。
では、何をどうやって勉強していくのがよいか解説していきましょう!
〈この記事の対象者〉
・漢文にあまり勉強時間を取れない理系志望の高校生
・漢文を苦手としてきた、またはさらに点数を上げたいと思っている中高生
・これから漢文を勉強する中高生
漢文の概論
漢文の勉強は、基本的に「重要事項を覚える」→「問題演習で重要事項を確認」で完成します。
あれ、この勉強法どこかで聞いたことが . . . ?
その通り!これは古文の勉強法と一緒なんだよね。
古文の勉強法はこちらで解説しているので、参考にしてみてください!
でも、漢文は古文よりも圧倒的に覚えるべき量が少ないです。
なので、古文よりも短い時間で点数を安定させることができると思います。
それでは、漢文の重要事項とはなにか解説していきましょう!
対策法
漢文の重要事項はずばりこれらです!
たったのこれだけです。
これらは基本的に学校で配られる参考書に載っています。
ただ、学校で配られるのって分厚いのが多いですよね。
そこで、僕が現役時代見ていた参考書でいいなと思ったのを紹介します。
それは「漢文ヤマのヤマ (学研) 」です。
漢文ヤマのヤマ 共通テスト対応版 (大学受験超基礎シリーズ) [ 三羽邦美 ]
これは上で書いた各項目について頻出のものをまとめてくれているので、効率よく知識の整理ができると思います。
これをやれば完璧!となるわけではないですが、ただでさえやることが多い高校生にとって優先順位をつけて取り組む姿勢は非常に大切になってきます。
その意味で、この参考書に絞って取り組むのは間違った選択にはなりにくいと感じています。
問題演習
「漢文ヤマのヤマ」などを使ってインプットができたら、いよいよ問題演習です!
とは言ったものの、あまり気負わなくて大丈夫です(笑)
漢文はインプットで覚えた知識がそのまま聞かれることも多いので、問題演習をしていてつまづくことも他の科目に比べたら少ないのかなと思います。
教材ですが、これは個人の好みで選んでもらって全然大丈夫です!
古文のときと違ってセンター試験、共通テストの過去問も比較的難易度が標準的なものが多いので、漢文を読むのに慣れてきたら積極的に取り入れていっても問題ないでしょう。
ただ、古文の勉強法でも言いましたが、重要なことなのでもう一度言わせてもらいます。
分からないことがあったら適宜「漢文のヤマのヤマ」などの文法書に戻るようにしてください!
愛用している文法書にその都度戻ることで確実に知識を整理して積み上げていくことができます。
また、問題演習であまり気負わなくて大丈夫と言ったのにはもう一つ理由があります。
それは、漢文の文章の主張は異なる文章でもわりと被っていたり、または道徳的に考えて当然でしょ!というように容易に主張を想像出来たりするからです。
これも、問題演習を重ねていくうちに自然に気づくと思います。
まとめ: 漢文は短時間に攻略できる!
最初にも言いましたが、漢文は短時間で得点を安定させやすい科目です。
これまで漢文をほったらかしにしてしまった中高生でも短期間に巻き返しを図れます!
集中して取り組めば、1, 2週間で知識0から共通テストで意味を取れるくらいまでには成長できると思います。
この記事を参考にしながら、漢文を得点源にしていってもらえたら嬉しいです。
現代文と古文の勉強法は以下で解説しています!